モルックは細かい反則の少ない、おおらかな競技です。とはいえ「これをやると失格」「これは点が無効」というポイントはいくつかあり、大会では知らずに損をする人もいます。ここでは大会を運営する立場から、押さえておきたい反則とペナルティを整理します。基本ルール全体はモルックのルール完全ガイドにまとまっているので、合わせて読んでください。一番大事なペナルティ:3回連続で倒せないと失格モルックでもっとも重いペナルティが、これです。投げて1本もスキットルを倒せないと、その回は0点。これが3回続くと、そのチームは失格(脱落)になります。1回でも倒せばカウントはリセットされるので、毎回必ず倒すことではなく、3回続けて空振りしないことが条件です。終盤、残り点数の都合で狙いが難しくなると、つい0点が続きがちです。失格は勝敗以前に試合から外れることなので、「最低でも何か1本は倒す」意識を持っておくと安全です。50点を超えたら25点に戻る合計が50点ちょうどで勝ち、というのがモルックの目標です。50点を超えてしまうと、ペナルティとして点数が25点に戻されます。0点ではなく25点なので致命傷ではありませんが、終盤の50点目前でやると大きな痛手です。これは反則というより得点ルールの一部ですが、実質的にはオーバーへのペナルティとして働きます。終盤の数え方はモルックで50点ぴったりにする方法で詳しく扱っています。投げ方に関する反則モルック棒の投げ方にもルールがあります。基本は下手投げ(アンダースロー)です。上から振りかぶって投げる、いわゆるオーバースローは認められません。回転をかけて横向きに飛ばす、いわゆるヘリコプター投げについては、扱いが大会によって分かれます。公式ルールに準拠する大会では制限されることがあるので、出場する大会の規定を事前に確認しておくと安心です。投げ方の基本は投げ方のコツにまとめています。投げる位置(ライン)の反則投げるときは、決められた位置(投擲ライン)から投げます。投げる際にラインを踏んだり越えたりすると、その投球が無効になることがあります。勢いあまって前に出てしまうケースがよくあるので、踏み込みすぎないよう注意してください。これも大会ごとに運用の厳しさが異なります。スキットルの立て直しに関する注意倒したスキットルは、倒れた場所に立て直します。元の位置には戻しません。このとき立て直しを忘れたり、間違った位置に立てたりすると、その後の得点計算が狂います。意図的でなくてもトラブルのもとになるので、自信がなければ相手チームや運営に確認しましょう。配置の考え方はスキットルの狙い方で触れています。公式ルールと大会ローカルルールここまで挙げた点のいくつかは、大会によって運用が異なります。ヘリコプター投げの可否、ラインの厳密さ、失格の扱いなど、公式ルールをベースにしつつ各大会が独自に調整していることがあります。とくに初心者歓迎の交流大会では、ゆるめに運用していることも多いです。迷ったら、その大会のルールに従うのが正解です。開会時のルール説明をよく聞き、わからなければその場で確認してください。よくある質問Q. 何回ミスすると失格ですか。A. 3回連続で1本も倒せないと失格です。1回でも倒せばカウントはリセットされます。Q. 50点を超えたら0点になりますか。A. 0点ではなく25点に戻ります。そこから積み直せます。Q. ヘリコプター投げ(回転させる投げ方)は禁止ですか。A. 大会によります。公式ルールに準拠する大会では制限されることがあるので、事前に規定を確認してください。Q. ラインを踏んだらどうなりますか。A. その投球が無効になることがあります。運用の厳しさは大会によって異なります。あわせて読みたいモルックのルール完全ガイドモルックで50点ぴったりにする方法|終盤の数え方と逆算のコツモルックの投げ方のコツ|フォームと練習法ルールに自信がなくても、大会では運営がその場で教えます。Mölkky Maniaの次回開催のチケットはこちら → https://peatix.com/group/12308578?lang=ja-jp